◎ 2002年タイ・バンコクツアー(2002.2.10)
最初に:香生里の体験談ですから、ジャッキーの事だけではありません。ご了承ください。
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2002年2月10日 ツアー初日。ジャッキーファンの夢と希望を載せた飛行機は夕刻関西国際空港と成田を飛び立った。
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行きのジャルでは機内放映の映画がなんとラッシュアワー2。機内放映が始まるとのアナウンスに喜び勇んでイヤホンを耳にしたが、疲れていたのでいつしか眠りの国へ。ごめんね。ジャッキー。
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深夜、バンコック着。日本からは総勢185名。バス5台分。
1,2号車は成田からの関東組。4,5号車は関空からの関西組。そして3号車はその混成組。私と関西から一緒の友人は関東からの友人と合流し、3号車。
その他、アメリカ・カナダ・オーストラリア・香港・台湾・韓国などから各少数名が参加。
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ツアーの常連とも言える何度も見知った顔・顔・顔。「久しぶりねぇ。」「元気だった?」ハグハグハグ 一方で「初めまして」「よろしくお願いします」と新しいおつきあいが始まる。
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なんとツアーコンダクター達の大半は香港からの出張者!! 「あれっ。劉さん。また、私のバス担当?今回もよろしく」「陳さん。前の会社辞めたの?」う〜ん。これもリピーターのひそかな楽しみか。
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ホテルはミドルクラスの3つに分宿。私たちのホテルは繁華街からやや離れたアマリ・アトリウムホテル。深夜遊びに出るにはやや厳しい環境。というわけでこの日は荷物だけほどくとおとなしく就寝。
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一夜あけて2日目は終日バンコックの市内観光。エメラルド寺院・ワットポー・ワットアルンなどなどを巡り、ビュッフェ形式のランチの後、宝石店やみやげもの店を巡る典型的な観光コース。でも楽しかったから良いや。
バスの中で全員に黄色と白のTシャツがそれぞれ1枚(計2枚)配られた。これは旅行代金には一切含まれていない、ジャッキーがファンの為にポケットマネーで作ったシャツで、できればパーティの時は白を撮影現場見学の時は黄色を着て欲しいと思っているとの事。でも、ジャッキーに会うのにおしゃれもしたいし。ジレンマ!
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夜は、オプショナルツアーに乗る人を後目に私と友人は自力で食事とショッピング。
ジム・トンプソンでシルク製品を買ったり、春雨のようにほぐしたヤツでは無く形のままのフカヒレラーメンに舌鼓を打ち(超贅沢。日本でなら1杯数千円は必至)最後はタイ名物おかまさんのショーを楽しむ。800バーツ(約2400円)で1ドリンク付き。ショー終了後、お店の前からメータータクシーを拾うと、なんと「深夜だから、メーターじゃ走らない。300バーツよこせ」とのたまう(普通に走れば60〜70バーツ程度)くっそっ!!足下見やがって!!!でもまぁ良いか。4人でワリカンすれば一人250円弱だし。明日はいよいよパーティー。早く帰って、お肌を磨かなきゃ。
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3日目 午前11時からパーティー会場であるペニンシュラホテルへ。ビュッフェのランチを取った後、いよいよイベント開始。
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ジャッキー超多忙の為、あまり準備に時間を掛ける事ができず、それでも必死にファンを喜ばせようと言うスタッフ全員の努力がしのばれるメニュー
例によってビデオは一切禁止(そのかわり後でちゃんとファンクラブで販売)写真は撮り放題。だからジャッキー好きよ。たっぷりのトークの他のパーティーメニューは次のようなもの
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ジャッキーがデザインした「利是封」に入った利是(香港のお年玉)が全員にプレゼントされる。
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お楽しみ抽選会。テーブル(1テーブル10人掛)毎に賞品が当たったり、個人に当たったり。ちなみに香生里はテーブルで最新CDのサンプル版を頂戴し、個人でジャッキーがデザインしたキーホルダーを頂戴してしまいました。何も当たらなかった方ごめんなさい。プレゼント賞品は下記のようなもの
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映画フィルム入りルーラー
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ジャッキービデオ10巻セット
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新作CD
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新作CDサンプル版
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禁煙キャンペーンTシャツ
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オリジナルキーチェーン
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ケーブルフレックス(健康器具)
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その他いろいろ
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各テーブルで1つ「ジャッキーへの質問」ができるコーナー。主な質問と答えは下記のようなもの。
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Q.三兄弟でもう映画はつくらないんですか?
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A.今作っている映画はサモと一緒です
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Q.日本ロケの作品が棚上げだとおもうんですが、取りかかる予定は?
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A.企画は確かにあったのですが、次から次へと予定作品が入ってきて現在日本ロケの作品予定はなくなりました。
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Q.トム・ヤム・クンは好きですか?
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A.魚介類よりは鶏肉のほうが好きなので、トム・ヤム・クンよりトム・ヤム・ガイのほうが好きです。
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Q.ブレッドラトナー監督がジャッキーから中国女性と日本女性の見分け方を教わったと言っていましたが、どうやるんですか?
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A.ごめんなさい。あんまり色々な事を言い過ぎて忘れました。
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Q.ジャッキーはレースが好きですが、日本の鈴鹿サーキットに来る予定はありませんか
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A.残念ながらありません。
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Q.いままでやった武術の型の中で一番好きな型は
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A.酔拳の型が一番好きです。
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Q.アニメジャッキーチェンアドベンチャーは日本では放映されないんですか
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A.現在世界各国で放映準備中です。
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Q.パパさんの伝記映画を準備中だとききましたが。
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A.もう既に制作し終えました。
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Q.ジャッキーのそのユーモアセンスはどこからくるんですか
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A.生まれながらのものだと思います。
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恒例チャリティオークション。16+2点のジャッキーの古着がトータルで85万円程になりました。香生里も1点競り落とさせていただきました。
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新CDのMTVの放映。テレサとのデュエットのやつ。ちなみに現在MTVができているのが5曲。後4曲もMTVにして計9曲でDVDにする予定があるそうです。楽しみ。楽しみ。
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「ジャッキーの3つの願い」と題された今までのジャッキーの活躍をまとめたフィルムの上映
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タイの孤児達による曲芸ショーのようなものも披露されました。当日のオークションの売上はこの孤児達に寄付されるのだとか。きっとジャッキーはこういう子供達に自分の幼かった頃を重ね合わせているのでしょう。
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2ショット写真撮影会&サイン会。これが画期的。少なくとも私の知る範囲では参加者全員との握手会や2ショット撮影会はあってもいまだかつて全員にサインしたイベントは初めて。最近はジャッキーにサインをねだるチャンスも少なくなってきているから、これはめちゃくちゃラッキー!!ジャッキーご苦労様。私たちの為にありがとう。何でも好きなもの1点にサインを入れてくれました。
昨日貰ったTシャツに貰う人。写真に貰う人。さっき抽選で貰ったCDに貰う人など人さまざま。私はたまたま防寒の為に持っていった三菱のラリージャンバーにサインをもらいました。このときいつものように成龍慈善基金への1000円を手渡し。
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さて、ジャッキーの笑顔の余韻を胸にホテルに戻り各種オプショナルツアーへ。
私たちは繁華街へ出て、買い物の後、昼間公衆電話から予約しておいた民族舞踊を見ながらタイ料理を食べる事のできるレストランへ。
ところがここで事件勃発。トゥクトゥク(タイの三輪車タクシー)を利用したら、とんでもなく遠い別の店へ連れて行かれてしまった。途中で「道が違う」と叫んでも「タイは一方通行が多いから」と強引!! 店に着くと「ここまでの代金は20バーツで良い(走った距離からすれば普段なら80バーツはふんだくられる距離)食事の後ホテルまで送る。食事が終わるまでどれだけでも待っている」だと。多分店からはリベートを取り、私達からは深夜割増とかなんとか言っておそろしい金額をふんだくるつもりなんだろう。
店は店で「あなた達が行きたい店は旧正月で今日は休みだ」と言う。 冗談じゃない。昼間電話してちゃんと通じたぞ!! プンプン。
さっさとその店を後にしてスカイウェイを乗り継ぎなんとか自力で予約を入れた店にたどり着いた。ショーと食事で690バーツ(約2000円)。
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食事が終わったらどん欲に「ムエタイ」見学にと繰り出した。ムエタイはチャンプのグレードによって入場料が異なるらしいが、その日は2階席で600バーツ。ところがもうほとんど終わりに近いからと100バーツ(300円)で入れてくれた。ラッキー!!
試合終了後は象タクシー探しへの誘惑に駆られながらタクシーでホテルへ。だって明日の撮影所見学は集合時刻がめちゃくちゃ早い。さっさと寝よう。
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4日目は5時45分にモーニングコールがあり、6時30から朝食 7時には集合。
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早朝から撮影所見学。華僑の一人が作った高層マンションの近くで体育館のような施設の中に組み上がったセットを見学。 現在製作中の「ハイバインダーズ」のアイルランドのお城のセットらしい。中の小物は全て本物の骨董品でアイルランドの業者から借りているのだとか。 途中、ジャッキーが高い場所から登場。皆に笑顔を振りまいてくれた。
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「撮影場所見学と言うから撮影している最中を見学できるのかと思っていた。がっかりした」と言っていた人もあったが、私は逆にジャッキーは超多忙だと聞いていたので、撮影している場所を見るだけで、ジャッキーは顔を見せてくれない可能性もあるかもしれないと考えていたから、あの笑顔を見る事ができただけで大満足だった。
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見学終了後ホテルに戻り、自由行動。友人二人はマサッサージを受けに行ったが私ともう一人はショッピングでタイを満喫。
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夕刻、ツアーとして免税店を訪れ、空港へ。空港に向かうバスの中では恒例カメラマンが撮った写真の販売。5枚セットで7500円。今回は香港じゃないからお皿はなし。しかし、ちと高い。ジャッキーとの2ショットが入っていなければ誰もこんなもの買わないぞ。
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こうして実質三日のツアーは終了した。私たちが在泰中に地元のニュースで大々的に放映もあったらしいが、出歩いてばかりいた私たちはまったく見る事ができなかった。地元のガイドさん曰く「うちのお客さんばかり映っていたよ」くそっ!それも見たかったぜ(欲張り!)
ジャッキーの笑顔を見る事ができたし、2ショット写真もとれた。ツアーでは初めてサインも貰った。抽選でキーホルダーやCDも当たった。チャリティーオークションにも参加できたし、いつものチャリティーも渡す事ができた。さらにはタイを満喫する事もできた。
大大大大大満足の三日間。帰ってきたら仕事の電話が10数件貯まっていたけれど、これを糧に明日からも頑張ろう!!!!