第1章 「いざ!東宝東和!」少しの勇気と沢山のズウズウしさ!PART2
さぁ〜!いよいよ「バトルクリークブロー」の上映が迫って来ました!
モチロン私は前売り特別鑑賞券を買い・・・はて?前売りって、劇場窓口じゃないと、ポスターとか貰えないんだ・・・と、気が付いた時!ある事にも気が付いたのである(ムフフフ)何もくれない所で買う必要はない!と、言う事に♪

次に私が取った行動は?!

いざ!東宝東和!(前にも書いた)
そう、映画会社から直接買えば何かもらえるのでは?と、言う事である!

早速東和の住所と地図の睨み合いである(ここでもガンの飛ばし合いかぁ??)笑
今みたにに、パソコンがある訳でもなく、携帯がある訳でもない・・・
体力と粉末脳みそだけが、頼りであった!(お金もとぼしぃ?)
場所が分かると、会社帰り(土曜日だったと思う)に行ってみた、まぁ?俗に言う下見ってとこですかね(何の為の下見じゃぁ??笑)

でも、ここまで来たのだからと、勇気を出して東和の入っているビルの1階から電話を入れた・・・

「宣伝部の飯田さんお願いします」
(名前をちゃんと聞いておいて良かった!)
「はい、飯田です」
(居たよぉ〜!さぁ〜どうする?考える時間はないゾ!)
「先日電話でジャッキーの来日日程を聞いた○○です、お蔭様でジャキーを 見る事ができました。ありがとう御座います!」
「あっ!成田に来てくれたんですか?!ありがとう!」
「実は、バトルクリークブローの鑑賞券が欲しいと言う事と、できたら「ス チール写真」を見せていただけたら・・・と、思い電話しました」
「えっ?」
(そうだよなぁ〜鑑賞券位チケットぴあか窓口で買え!って思うよなぁ〜)

「今何処にいるの?」
「はぁ〜・・・東和の1階です・・・」
「ハハハ・・・じゃぁ、上がってらっしゃい!○階だから」
「い・・・いいんですか?ハイ!今、行きます!」

いいのか?本当に!こんなにトントン拍子で事が運んで・・・


第2章 「そして、ご対〜面♪」東宝東和宣伝部編

ホントに来ちゃったよ!私は「宣伝部」と書かれたドアの前に立っていた。
粉末脳みそで、良くぞとっさに「スチール写真」が出てきたもんだ!(自分に感心してどうする 笑)
私はドアノブを回して部屋の中に入った・・・
「あの〜今電話した○○と申しますが・・・飯田さんいらっしゃいますか?」
奥から袋を抱えて一人の男性が近づいて来た。

格さん「飯田です」
るか@「初めまして、○○です・・・先日は有難う御座いました。そして今日は、すみません・・・」
格さん「あっ!どうぞ座って下さい」
(記憶では部屋に入って左側にソファセットが置いてあった)

飯田さんが抱えていた袋の中身は♪「スチール写真」である!

格さん「○○さんは何処かのファンクラブに入っている人?」
るか@「いいえ、何処のファンクラブにも入っていません」
(ファンクラブの存在さえ知らなかった・・・笑)
格さん「それじゃぁ・・・まろ@って知ってる?名前聞いた事ない?」
るか@「まろ@さん?いいえ・・・知りません」
格さん「そう・・・」(何やら小首を傾げてる・・・何でや?)

格さん「あっ!これ、スチール写真ね・・・好きな写真が有ったら2?3枚持って行っていいですよ」
るか@「ホントですか?!」(うぅ?言ってみるもんだ!来てみるもんだ!)
格さん「本当にまろ@知らない?」
るか@「はい!知りません!」(何なんだろう・・・?)

私は沢山あるスチール写真の中から1枚を選び出し、それを貰った。
長い黒髪の女性とのツーショットである。
映画を観て分かったが、冒頭でジャッキーが迎えに行った女性で、彼女のカバンを持ってあげて二人で並んで歩いている所の写真である。

格さん「持って帰る写真決まった?」
るか@「はい!コレ下さい!」
格さん「えっ?1枚でいいの?!それに、この写真でいいの?他にも沢山有るよ!ジャッキーだけとか!」
るか@「はい、見せてもらえるだけで嬉しかったので、頂けるのならこの写真が欲しいです♪」
(きっと、飯田さんは不思議に思っただろう・・・私ももっと貰えば良かったと正直後から思ったもの 爆)

そして一緒に1階まで降りて、飯田さんは1階にある店に入って行った(ビルの裏側)ガハハハそこは何と!全国共通鑑賞券を売っているショップだった。ショップで鑑賞券を買い、ポスターをつけてもらった。

格さん「また遊びにいらっしゃいね」
るか@「はい!本当に今日は有難う御座いました!」

格さんは、社交辞令で言ったのであろう・・・が、私が本当にまた遊びに来るとは、この時想像もしていなかったであろう(ガハハハハ!)
 


ちょっと一息

ジャッキーの車好きは最初から、話題になっていた。
折しも日本では「スーパーカー・ブーム!」小学生から大人まで、スーパーカー・カードを集めていた。
そのスーパーカーの一つ、黄色の「ランボルギーニ」(だと思う)がジャッキーにプレゼントされた!
当時日本ではスーパーカーの道路走行が許可されてなく(今もかな?)車との写真撮影のみ、どこかの倉庫に預けたのだが・・・今はどうなっているのやら・・・?

次に来日した時に「ちゃんと預けてあるよ!」と、答えていたが・・・

第3章 「偶然と運と出会いと…」まろ@さん編
その後数回にわたり、私は飯田さんから「バトルクリークブロー」の鑑賞券を買った!(って・・・東宝東和の1階に売ってるだろ!勝手に買えよぉ? 笑)
それは何故か?モチロン顔と名前を覚えてもらう為である!

何処にもツテがなく、ファンクラブにも所属していない私にとっては、自分で情報を集めなければならなかったからである。
でも、何をどうやったら良いのか分からず、とにかくガムシャラに考えるより先に行動していた。
動かなければ何も始まらない・・・

そして、ある日飯田さんから「まろ@」を紹介された。

「あっ?(@_@)」 何と!日テレに入れず、喫茶店で一緒にTVジョッキーを見た子ではないか!

実は、飯田さんはまろ@から「今度ジャッキーファンの友達が尋ねて行くと思うから、スチール写真とか見せてあげてね!」と、頼まれていたそうだ・・・そこへ現れたのが、わ・た・し・・・(笑)飯田さんは、まろ@が言っていた子だとばかり思い対応してくれていたらしい・・・だけど、私は「まろ@」を知らないと言う・・・おかしいな?と、思いつつ・・・相手をしてくださったのであろう。だからあの時まろ@を知らないと聞いて首を傾げたのだった(爆)

でも、なんというタイミングだろう・・・私が思い切った行動を起こさなかったら、飯田さんとも話ししなかっただろうし、まろ@とも友達にならなかっただろう・・・これも「縁?」結局まろ@の友達は東宝東和には行かなかったらしいが(笑)出会いって不思議だよなぁ? (^-^)

第4章 「当時のジャッキーは…」ジャッキーお気に入りショップ編
さて・・・日本滞在中ジャッキーは過密スケジュールの合間、何処へ行ったのだろう・・・?

まず!銀座の焼き鳥屋「鳥ぎん本店」銀座の路地に本店・ニューそして、日比谷店(もう1店あったような・・・)焼き鳥と釜飯の店である!
本店は3階?4階まであり、店内から細い階段を上がる。壁には「これでもか!」と言う位の色紙の数!昼・夜とタイミングが悪いと外にまで並ぶ店である(ここの釜飯は好き♪)
ジャッキーの鳥ぎんでのお気に入りは「手羽先」(これも美味しい)よっぽど気に入ったのか、「てばさき♪てばさき♪」と連呼していたそうな・・・

現在の鳥ぎん本店は建替えをしてしまい、メチャ綺麗な(昔はとても綺麗とは言えなかった 爆)オシャレな焼き鳥屋になってしまったが、昔の方が大衆的で好きだった。店は地上から地下へと変わっていた・・・向かいにある「ニュー」と「日比谷店」は当時のままなので、チョットほっとする。

帝国ホテル内のお店で・・・
ジャッキーは自分の飲む物を自分でオーダー(それも日本語で)したいと言って、スタッフに何て言えばよいかを聞いた。
ジャッキーは教えられたとおりの日本語でニコニコしながらウェイトレスさんに「ななうえ!」とオーダー・・・(何じゃ?ななうえって???笑)案の定ウェイトレスさんも困った様子・・・ジャッキーはもう一度「ななうえ!」とニッコリ・・・ウェイトレスさんがスタッフに「そういった物は・・・」と言いかけたところでスタッフが「セブンアップの事ですよ」と言った。
別のスタッフがジャキーに「日本でもセブンアップはセブンアップでいいんだよ」と言ったら、ジャッキーは恥ずかしそうに両手で顔を隠した後笑いだし、その場が盛り上がったと言う・・・

誰だぁ?!面白がってジャッキーにウソ教えたのは!でも、直訳すれば間違いではないが・・・(留学生に変な日本語教えているのと同じじゃないかぁ?!)この話を聞いたとき、ジャッキーが怒らないで笑ってくれて良かったぁ?と、思った。

当時ナイトスポット!と言えば・・・「ディスコ」でしょう!ジャッキーを連れてイザ!夜の六本木へ!
でも悲しいかな・・・香港のスーパースターは日本では無名である。スタッフが女の子達に声をかける
「香港スターのジャッキー・チェンが今来てるんだけど、一緒に踊ってくれないかな?」
でも女の子達は
「ジャッキー・チェン?知らなぁ〜い」「やだ!」・・・
撃沈である。

私から言わせてみれば「断るなんて何てもったいない!」と、思うが・・・
知らない人、それも踊りに来てる子達から見たら、武田鉄矢似・トンボめがねのウィリー・スタッフ1〜2名にニコニコ顔のジャッキー・・・
一般的にはお断りするだろうな・・・(爆)

お買い物は、当時大好きだった「JUN」と「DOMN」で、銀座店でショッピングをしたようだ。


ちょっと一息

当時の私の心配は・・・外タレ(外人タレント)専任のグルーピー(一夜を共にする女性及びファン)の存在だった!
グルーピーは大体音楽(ロック系)の外タレに良く付くのだが、当時結構耳にしていたので、非常に心配してた。
一人で心配しててもしょうがないので、思い切って飯田さんに聞いてみた・・・
「ジャッキーにはグルーピー付いてたの?」
「はぁ??アハハハ!心配しなくても大丈夫だよ!付いてないから、大体自分もそうゆうのは好きじゃないから!」と、言ってくれた(ホッ♪とした)